当協会の「冷凍食品認定制度」では、認定基準で施設・設備の衛生管理を規定しています。しかし、工場内にカビが発生し、製品汚染の原因となる状態が見受けられます。カビは、日々清掃を行う場所には発生しませんが、壁や天井等、清掃頻度の低い箇所や、目の届き難い箇所に発生することが多く、製品に付着しクレームの原因となる場合もあります。

 

カビの発生を防ぐには、工場の建築素材や塗料にカビの発生を防ぐ薬剤を混ぜたり、防カビ剤を吹き付けることも可能ですが、工場内の清掃、保守の頻度や方法の見直しにより、カビの発生し難い環境条件とすることで対応することもできます。カビの生育には温度、湿度、栄養が必要ですが、温度は人の活動条件に近く、また色々なものを栄養にできることから、工場自ら有効な対策がとれなかったり、また、考えが及ばない場合もあることから、大阪において7月15日(金)に第4回 防カビ講習会を開催します。

 

今回の講習会は、株式会社シー・アイ・シーの協力を得て行います。

講習会では、効果的な対策が取り難い防カビに関して、カビの種類と発生条件や場所、その対策として工場が行うべき管理について理解していただくことを主眼としています。受講の対象者は、原則として認定工場の品質管理担当者(品質及び衛生検査の実施者、責任者)としますが、本社等の品質管理担当者の参加も可能です。

 

詳細につきましては、下記の開催案内をご覧ください。

講習会へ参加を希望される場合は、以下に添付の参加申込み票に必要事項を記入の上、平成28年6月30日(木)迄にFAXにて申込み下さい。

なお、申込みは先着順ですので、定員になり次第、申込みは締め切ります。

 

pdf. 第4回防カビ講習会(大阪)ご案内

 

第4回防カビ講習会参加申込み票 大阪

 

※一行上に、【参加申込み票】を添付しておりますので、クリックしてダウンロードして下さい。