第2回 微生物標準試験法セミナーのご案内

当協会の運営する冷凍食品認定制度では、認定工場に対して微生物検査と工場の衛生管理の実施を求めています。その一助として認定制度における微生物検査の目的や適正な微生物試験法を理解していただくため、品質管理責任者対象の微生物講習会や初級者対象の初級者用微生物講習会を開催してきました。

一方、国内で実施されている微生物試験法については、以前より国際的な整合性について問われており、厚生労働省の研究所である国立医薬品食品衛生研究所の「食品からの微生物標準試験法検討委員会」がその試験法を見直しています。3月31日に10年ぶりに改訂発行された「食品衛生検査指針・微生物編」では、公定法とその他の試験法を分け、その他の試験法では妥当性確認という考え方を重視するなど、従来とは内容が変わっています。

そのため、当協会では国際的な微生物基準や微生物試験における精度管理、妥当性のある試験方法等、従来の微生物試験法との変更点を主な内容としたセミナーを東京に続き、6月4日に大阪でも開催することとしました。本セミナーの講師は検討委員会メンバーなど3名にお願いしています。

本セミナーは、変更される微生物試験法の考え方や背景、微生物試験を適切に行うための内容に重点を置いたものになっていることから、受講の対象者は、認定工場の品質管理責任者や会員企業における微生物試験の責任者を想定しています。会員各社におかれては、担当者の参加派遣をお願いします。

参加希望の方は、添付ファイルの参加申込み票を使用し、郵送もしくはFAXで5月22日(金)までに協会の品質・技術部宛にお申込み下さい。

内容等詳細は添付ファイルのご案内をご覧下さい。
【参加申込み票】を添付しておりますので、クリックしてダウンロードして使用して下さい。
 必要事項を記入の上、郵送又はFAXで送付して下さい。

第2回微生物標準試験法セミナー(大阪)
第2回微生物標準試験法セミナー申込み書(word)