冷凍食品認定制度要綱・要領、認定基準の見直しについて

1.概要
認定制度は、基本的に4年毎に見直しを行っており、現行の29年度版認定制度施行から4年が経過するため、要綱・要領、認定基準の見直しを行った。

2. 方針
制度全体として、認定制度の目的である要綱第1条「冷凍食品の品質向上と製造工場の品質管理と衛生管理の向上」のため継続的な指導を行ってきた結果、多くの認定工場が4年工場へとレベルアップしていることなどから、大きな見直しは必要ないと判断した。そのため、今回の見直しでは、定義・手順の明確化、文章表現・文言の見直しを中心に実施した。

3.要綱
・内容の変更は行わず、文言・表現のみ見直した。

4.要領
・認定の一時停止や取消及び認定証票の不適切使用など罰則に関わる要件を明確化した。
・認定制度の決定機関を品質・技術部会としていることから、要領の品質・技術部会という表現は全て「協会」と置き換えた。また、「認定委員会」の第三者機能を明確にするため、敢えて「協会」と対比的に表現した。
・審査料等の費用の納付については、「別記2」に集約した。
・様式番号を削除し、文末に「認定制度で使用する様式及び関連条文一覧」を追加した。

5.認定基準
・基本的には食衛法改正の時点で内容の見直しは完了しているため、大きな変更はない。
・基準は、認定工場が順守すべき要求事項であることから、説明的な記述は割愛し、説明が必要な内容については、Q&Aに追加する。
・29年改定時に「望ましい」としている項目は、要求事項として明確化した。
・PDCAを要求していることが、わかりやすい様より具体的な内容を明示した。

認定制度要綱・要領、認定基準の改定について