10月17日に放送されたフジテレビ情報番組「めざましテレビ」の中国産冷凍いんげん農薬混入事件に関する報道に、科学的に問題と思われる内容がありましたので番組に対し訂正を求め抗議しました。
【報道内容】
生放送電話取材の中で、商品の分析調査を行った八王子保健所担当者の発言として下記抗議内容の通り、急性参照量(ARfD)が「健康被害がでる量」として放送されました。
【抗議内容】
平成20年10月23日
フジテレビ 御中
社団法人 日本冷凍食品協会
フジテレビ 2008.10.17報道内容について
10月17日放送「めざましテレビ」の「これは言わせTEL」の中に科学的に問題のある内容がありましたので、放送訂正を求めます。
八王子保健所の佐藤史郎氏の中国産冷凍いんげん中毒事件に関する発言『体重60kgの人が僅か0.17g食べると健康被害がでると言っております』が問題 です。0.07gで急性参照量(ARfD)には達しますが、ARfDは「健康に悪影響を示さないと推定される量」であり、直ちに健康被害がでるわけではあ りません。このような科学的に問題と思われる報道は消費者に誤解を与える恐れがあり、事実に基づいた客観的な報道を心がけていただきますようお願い致します。
【フジテレビの対応】
10月24日現在、回答ありません。