※定員の30名になりましたので、申込みは締め切りさせて頂きました。
平素は当協会の事業運営に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
(一社)日本冷凍食品協会の「冷凍食品認定制度」では、認定工場において品質管理、衛生管理及び施設・設備に係わる管理等に習熟した者を品質管理責任者として選任することとなっています。これは品質管理責任者が、単に製品等の検査を実施もしくは承認していれば良いということではなく、品質及び衛生の向上を図ることを目的に、工場に常駐し、品質管理諸業務を統括する必要があるためです。しかしながら、必ずしもこの役割を充分に果たしているとは言えない事例が見受けられました。
そこで、品質管理責任者のレベル向上を目的として、冷凍食品製造工場認定基準をベースにした品質管理責任者講習会を開催することとしました。今年度は2回開催しますが、第1回は工程管理、第2回は組織管理に関する内容を予定しています。
第1回は、工程管理の中でも、HACCPシステムによる製造現場の管理方法に主眼を置いた内容です。認定制度や品質管理責任者の考え方、具体的な製造現場における管理例についても紹介しますが、より理解を深めるために演習を実施します。これは、認定調査及び定期検査を通して工場の管理状況を確認した結果、冷凍食品製造工場認定基準Ⅰ-9で規定するHACCP的管理手法による製造現場の管理が一部の工場において十分ではなく、管理レベルを向上する必要があることが分かったためです。
対象は、品質管理責任者の経験が浅い方や、今後品質管理責任者となる方、HACCPシステム構築の導入部分について学びたい方とし、平成25年11月29日(金)に、ベルサール八重洲(東京駅より徒歩3分)で開催します。
参加希望の方は、添付ファイルの参加申込み票を使用し、郵送もしくはFAXで平成25年11月15日(金)までに協会の品質・技術部宛にお申込み下さい。なお、申込みは先着順ですので、定員の30名になり次第、申し込みは締め切ります。
申込みされた方には、「確認票」をFAXにてお送りしますので、当日必ずご持参の上、受付にご提示ください。内容等詳細は添付ファイルのご案内をご覧下さい。
なお、第2回については、2月に東京で開催予定であり、詳細については改めてご案内します。また、品質管理責任者講習会は次年度以降も開催する予定です。
第1回 品質管理責任者講習会結果概要のお知らせ
平成25年11月29日に、ベルサール八重洲において第1回の品質管理責任者講習会が開催され、当日は、関東を中心に29名の方が参加されました。
開催結果の概要は、下記pdfよりご覧下さい。
品質管理責任者講習会は、「工程管理に関する内容」「問題発生時の対応に関する内容」「組織的な改善活動に関する内容」の3つを開催する予定です。
今回は、「工程管理に関する内容」を開催しましたが、次回は、「問題発生時の対応」に関する内容を平成26年2月28日に開催する予定です。また、来年度には「組織的な改善活動」に関する内容を開催する予定です。
詳細につきましては、決まり次第、協会ホームページにて公開しますので、その節は奮ってご参加下さい。