※定員の30名になりましたので、申込みは締め切りさせて頂きました。
(一社)日本冷凍食品協会の「冷凍食品認定制度」では、認定工場において品質管理責任者として専任することとなっています。これは品質管理責任者が、品質及び衛生の向上を図ることを目的として工場に常駐し、品質管理諸業務を統括する必要があるためです。しかしながら、必ずしもこの役割を十分に果たしているとは言えない事例が見受けられました。
そこで、品質管理責任者のレベル向上を目的として、冷凍食品製造工場認定基準をベースにした品質管理責任者講習会を開催することとしました。品質管理責任者の業務としては非常に多岐に渡りますが、講習会では、認定基準の基準Ⅰ:品質・衛生管理体制に係わる基準を中心として、3つのコースを開催する予定です。
1.品質管理責任者講習会の全体概要
コース | 内容 | 開催日 |
(1)工程管理 | 主にHACCPシステムをベースとした工程管理に関する内容 (基準Ⅰ-9,10、基準Ⅱを中心とした内容) | 平成25年11月29日 開催済み |
(2)問題発生時の対応 | 主に出荷判定などの問題発生時の対応に関する内容(基準Ⅰ-8,9,10を中心とした内容) | 平成26年 2月28日開催 |
(3)組織的な改善活動 | 主に内部監査、マネジメントレビューを中心とした組織的な 改善活動に関する内容(基準Ⅰ-2を中心とした内容) | 次年度に開催の予定 |
2.第2回のご案内
第2回は、上記の中から二つ目のコースである「(2)問題発生時の対応」に関する内容とし、工場内で問題が発生した際に、その事象及び製品に対して品質管理責任者が中心となって、どのように対応を行うべきかについて、一部演習を交えながら学んで頂く内容となっています。コンプライアンス活動、再発防止及び改善活動についても説明します。
対象は、品質管理責任者の経験が浅い方や、今後品質管理責任者となる方とし、平成26年2月28日(金)に、ベルサール八重洲(東京駅より徒歩3分)で開催します。
参加希望の方は、添付ファイルの参加申込み票を使用し、郵送もしくはFAXで平成26年2月14日(金)までに協会の品質・技術部宛にお申込み下さい。なお、申込みは先着順ですので、定員の30名になり次第、申し込みは締め切ります。
申込みされた方には、「確認票」をFAXにてお送りしますので、当日必ずご持参の上、受付にご提示ください。内容等詳細は添付ファイルのご案内をご覧下さい。
なお、品質管理責任者講習会は次年度も開催予定です。詳細については改めてご案内します。
第2回 品質管理責任者講習会結果概要のお知らせ
平成26年2月28日に、東京(ベルサール八重洲)において第1回の品質管理責任者講習会が開催され、当日は、関東を中心に30名の方が参加されました。
開催結果の概要は、下記PDFよりご覧下さい。
品質管理責任者講習会は、「工程管理に関する内容」「問題発生時の対応に関する内容」「組織的な改善活動に関する内容」の3つのコースを開催しています。
今回は、「問題発生時の対応に関する内容」を開催しましたが、次回は、「組織的な改善活動に関する内容」を平成26年5月30日に開催する予定です。
詳細につきましては、決まり次第、協会ホームページにて公開しますので、その節は奮ってご参加下さい。