本講習会は既に定員となり、募集は中止させて頂きます。
冷凍食品は、「急速凍結してあること」と「品温を-18℃以下にすること」が、CODEXにおいて世界共通の定義になっています。当協会の「冷凍食品認定制度」でも冷凍食品の定義を満たすために、製品を急速凍結(最大氷結晶生成温度帯である-1℃~-5℃を30分程度で通過していること)し、出荷まで製品品温を-18℃以下に保つことを求めています。
しかし、定期検査及び更新調査等で工場の温度管理記録や凍結温度曲等を確認したところ、急速凍結、凍結後の温度管理や製品保管庫で-18℃以下への冷やし込みの確認が不十分である等の事態が散見されました。そのため、急速凍結とその後の温度管理について、管理方法や温度データの取り方等に関する第3回目の講習会を7月4日(金)に福岡市で開催します。
今回の講習会の詳細は、以下のPDFファイルの通りですが、東京海洋大学の鈴木徹教授による凍結の基礎に関する講義、㈱東洋製作所による凍結機器に関する講義及び凍結条件の異なる食品の食味検査、(一財)日本冷凍食品検査協会による温度の測定方法に関する講義を行います。受講の対象者は、原則として凍結温度管理の担当者としますが、それ以外の方も参加可能です。
講習会へ参加希望の方は、以下の参加申込み票に必要事項を記入の上、平成26年6月20日(金)迄に申込み下さい。
第3回 急速凍結及び製品の温度管理に関する講習会開催のご案内
【参加申込み票】
上記の参加申込み票に必要事項を記入の上、郵送もしくはFAXで送付して下さい。
第3回 急速凍結並びに製品の温度管理に関する講習会結果概要
平成26年7月4日に、福岡市博多区の事務機ビル会議室において「第3回 急速凍結並びに製品の温度管理に関する講習会」を開催し、当日は、九州地方を中心に20名の方に参加いただきました。
開催結果の概要は、下記PDFよりご覧下さい。
この講習会は株式会社東洋製作所及び一般財団法人日本冷凍食品検査協会の協力と講師派遣を受けて開催しました。
アンケート結果から、好評であったこと、応募者多数で講習会にご参加頂けなかった方がいたことから、今後も各地で本講習会の開催を考えています。詳細につきましては、決まり次第、協会ホームページにて公開しますので、その節は奮ってご参加下さい。