本講習会は平成24年11月19日に終了しました。ご参加頂き有難うございました。
講習会は定員の30名に達しましたので、申込みは終了させて頂きます。申込みありがとうございました。
冷凍食品の定義として、「急速凍結してあること」と「品温を-18℃以下にする」ことは世界共通の概念となっています。
(社)日本冷凍食品協会の「冷凍食品認定制度」では冷凍食品の定義を満たすために、製品を急速凍結(最大氷結晶生成温度帯である-1℃~-5℃を30分以内に通過していること)し、出荷まで製品品温を-18℃以下に保つことを求めています。しかしながら、定期検査、認定調査、更新調査等で、工場の温度管理記録や凍結温度曲等を確認したところ、急速凍結が不十分であったり、急速凍結後、製品保管庫に保管するまでの品温管理が不十分であったり、-18℃以下への冷やし込みの確認が不十分である等の事態が散見されました。そのため、急速凍結とその後の温度管理について、管理方法や温度データの取り方等に関する講習会を開催することとしました。
本講習会は株式会社東洋製作所のご協力を得て、同社本社(神奈川県大和市)において平成24年11月19日(月)に開催致します。
講習会では、1~3の講義に加えて、4の実習も行います。
- 東京海洋大学の鈴木 徹 教授より凍結の基礎に関する講義
- 株式会社 東洋製作所より凍結機器に関する講義
- 財団法人 日本冷凍食品検査協会より温度の測定方法に関する講義
- 食品を用いて凍結時の中心温度の測定実習等
認定工場において温度管理を担当する品質管理担当者等を受講の対象者としますので、会員各社におかれては、講習会に対しましてご理解を賜り、是非担当者を参加派遣して頂きます様お願い申し上げます。
講習会定員は実習の都合上、30名としております。講習会へ参加を希望される方は、下記の急速凍結並びに製品の温度管理に関する講習会参加申込み票に必要事項を記入の上、郵送もしくはFAXにて、協会の品質・技術部宛にお申込み下さい。申込みは原則先着順ですが、定員が限られていますので、一社で多数の申込みを頂いた場合は、人数を制限させていただく場合がございますので、予めご了承ください。
なお、参加される方には「参加証」をFAXにてお送りしますので、当日必ずご持参の上、受付にご提示ください。内容等詳細は添付ファイルのご案内をご覧下さい。
【参加申込み票】
※【参加申込み票】を添付しておりますので、クリックしてダウンロードして下さい。
必要事項を記入の上、郵送もしくはFAXで送付して下さい。
平成24年11月19日に、神奈川県大和市にある株式会社東洋製作所において第1回の急速凍結並びに製品の温度管理に関する講習会が開催されました。開催結果の概要は下記をご覧下さい。
当日は山形県から岐阜県までの広範囲より30名の方が参加されました。アンケートより本講習会が好評であった事から、平成25年度も何らかの形で本講習会 の実施を検討致します。詳細につきましては、決まり次第、協会ホームページにて公開致しますので、その節は奮ってご参加下さい。