農林水産省では、平成21年1月29日にJAS法に基づく指示・公表の指針を改定し、新たな指針を決定しました。消費者への情報提供及び実効性確保の観点から、公表の迅速化と罰則の強化が講じられております。

概要は下記となります。

  1. 公表の迅速化
    原則として品質表示規準に違反した業者に対する指示をした場合には公表する。
  2. 罰則の強化
    指示を遵守すべき旨の命令に違反した場合の罰則が下記の様に強化された。
現行 改正後
1)懲役 なし 1年以下の懲役
2)罰金 個人 50万円 100万円
2)罰金 法人 50万円 1億円

本件は原産地表示を偽るなどの不正表示が発覚した事が背景にあることから、会員各位におかれましては改訂内容について十分にご理解のうえ、JAS法の遵守をお願いします。

本件に関する詳細な情報は以下の農林水産省のホームページでご確認下さい。

プレスリリース「JAS法に基づく指示・公表の指針の改定について」