冷凍食品は、「急速凍結してあること」と「品温を-18℃以下にすること」が、CODEXにおいて世界共通の定義になっています。当協会の「冷凍食品認定制度」でも冷凍食品の定義を満たすために、製品を急速凍結(最大氷結晶生成温度帯である-1℃~-5℃を30分程度で通過していること)し、出荷まで製品品温を-18℃以下に保つことを求めています。

しかし、定期検査及び更新調査等で工場の温度管理記録や凍結温度曲等を確認したところ、急速凍結及びその後の品温管理が不十分である等の事態が散見されました。そのため、急速凍結の基礎的な理論と具体的な温度管理について、第4回目の講習会を7月17日(金)に名古屋市で開催します。

今回の講習会の詳細は、以下のPDFファイルの通りですが、東京海洋大学の鈴木徹教授による凍結の基礎に関する講義、㈱東洋製作所による凍結機器に関する講義及び凍結条件の異なる食品の食味検査、(一財)日本冷凍食品検査協会による温度の測定方法に関する講義を行います。受講の対象者は、原則として凍結温度管理の担当者としますが、それ以外の方も参加可能です。

講習会へ参加希望の方は、以下の参加申込み票に必要事項を記入の上、平成27年7月8日(水)迄に申込み下さい。

第4回 急速凍結及び製品の温度管理に関する講習会開催のご案内PDF

【参加申込み票】第4回急速凍結及び製品の温度管理に関する講習会

↑参加申込み票がダウンロードできます。クリックして下さい。

必要事項を記入の上、郵送もしくはFAXで送付して下さい。