(一社)日本冷凍食品協会は、平成28年度に改定した29年度版「冷凍食品製造工場認定基準」(以下、認定基準)を本年4月より施行します。改定の重要なポイントとして、国際標準であるコーデックスに準拠したHACCPシステムを構築することを求めています。従来の21年度版の認定基準においても工程管理としてHACCP的管理運用を求めていますが、これは重要管理点(以下、CCP)に主眼を置いたもので、危害分析(以下、HA)については明確に要求しておらず、認定工場の定期検査においてもHAが不十分な例が散見されています。

協会では、HACCPの実施に必要なHAとは何か、どう実施すればよいかという点に主眼を置き、その理解を深めるため、製品説明書とフローチャートよりHAリストを作成する演習を含めた講習会を開催します。

対象は、品質管理責任者としての経験の浅い方や、今後、品質管理責任者となる可能性のある方、HACCPシステム構築の導入部分について学びたい方とし、本年3月10日(金)に、ベルサール東京日本橋 5F ROOM10で開催します。

 

講習会へ参加希望の方は、以下の参加申込み票に必要事項を記入の上、平成29年2月24日(金)迄に申込み下さい。折り返し、「申込み事項確認票」を返信いたします。

 

第1回 HACCP・危害分析講習会 ご案内

 

第1回危害分析講習会参加申込み票

 

※一行上に、【参加申込み票】を添付しておりますので、クリックしてダウンロードして下さい。

必要事項を記入の上、郵送もしくはFAXで送付して下さい。なお、申込み後、1週間以上経過しても「申込み事項確認票」が届かない場合は、品質・技術部(Tel:03-3541-3003)までご連絡下さい。

 

なお、危害分析を行った上で設定するCCP及びHACCPプランの作成法については、「品質管理責任者講習会(Part1)~工程管理~」の中で講義及び演習を行います。今年度は既に終了しましたが、次年度は札幌、仙台で開催する予定です。案内は、協会のホームページで改めてお知らせします。